2007年07月20日

黒八雲小作戦(一歩)

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「なごり雪」というのがあるから、「なごり梅雨」というのもあるのか。
台風が持って行ってくれれば良かったのに、置いて行っちゃった。
地震も在ったし。そういうことってかさなるもんですね。
ニュース映像で被災地の様子を視るに付け、「たいへんだなー」と思ってしまう。もしかして、壊れた家が『チーナカ豆』だったらと思うと、さらに「たいへんなことだなー」と思ってしまいます。
被害に遭われたみなさま、「がんばってください!」。

「たいへんだなー」と思いながらそれでも、しなければならない生活が此処にもあって、これも「たいへんだなー」と・・・・。
いよいよ、どんどるまのお腹もパンパンに張ってきて、もうこれ以上は頑張らない方がいい状況に成りつつあります。
当初、カフェのランチは7月一杯はやれるつもりでいましたが、話し合った結果、今週のカフェ曜日をもってランチは暫らくお休みにすることにしました。(今週のランチはピザです)
カフェの営業自体は続けますが、どんな形態になるか検討中です。はっきりしましたら、ブログでお知らせしたいと思います。

ところで、タイトルの「黒八雲小作戦」とは?
気になる方もおられるかも知れません。何でしょう?
梅雨のうっとうしい雨の中で、『チーナカ豆』と産まれてくる子どもの将来の為にコツコツと取り組んでいることがあるんです。
それが、「黒八雲」なんですよ。
スダジイ(椎の木)の樹皮を使った草木染です。
有名なものに八丈島で今も作られている八丈上布という織物があります。島に自生する植物で染められた絹糸で織られるんですが、昔ながらのやり方で面倒な工程を何度も繰り返して、とても堅牢で高価な染織なんです。「黄八丈」と聞けば心当たりある方も居られるかもしれません。実は「黒八丈」というのもあるんです。「黄八丈」はカリヤスという草で染めるんですが、「黒八丈」を染める材料はスダジイなんです。昔からその土地に在るのをどう活かすかというのが「生活の知恵」というものだと思います。遠くまでいかなくても、或いは遠くから持ってこなくても、そこにあるんですから。

実は、『チーナカ豆』がある八雲は幸運にもスダジイの群生地帯なんです。ところがこれまで余り利用されてきませんでした。スダジイは暴れる(反りが激しい)ということで建築材としても、火持ちが悪いということで炭にも向かないということらしいです。八雲では炭を焼くときの最初に火をつける材料としてスダジイを使うことはあったようです。
『チーナカ豆』を知っている方はご存知だと思いますが、身近にあるものを利用しながら生活を組み立てていく方向に『チーナカ豆』は向かっています。(というか、本当のところそれしか術が無いという感じですが)


草木はその育つ地域や環境で持っている色素が微妙に変わってきます。八丈と八雲のスダジイでも、それはあるはずです。これまで、堅牢でないということが草木染に向かう気持ちを阻んでいました。が、八雲のスダジイで堅牢な黒染めが出来るなら、ちょっと、面白いことになるかもしれない。友人のアドバイスもあって「黒八雲」と名づけました。
実は、僕は染色家(けして、大工ではありましぇん)です。
という訳で、久々に染色家としての血がうずいているんです。
道のりは険しそうですが、いま、一歩踏み出しました。

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画像はスダジイの樹皮をステンレスの寸胴で煎じているところ。


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「黒八雲小作戦」報告は二歩、三歩・・・・続きます。←乞うご期待!

長く続いた雨も、もうそろそろ終わる、でしょ?
滞った工事も再開しなければ。とりあえず錆付いていたノミを三本研ぎました。

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こちらの方も、←乞うご期待!
posted by チーナカ豆 at 17:36| 島根 雨| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする