
今日(6日)昼に郵便配達の若い人が、玄関まで回ってきた。
いつもであれば、デリカの居る工房に放り込んでいくのに。
外国から郵便が来ています。
受け取りのサインお願いしま〜す。
ええ〜、外国?
???
差出国はユナイテッド・キングダムになっている。
最近、横文字のスパムメールが、やたらと来るようになっているので、
差出人が分からないのに、そのまま受け取って良いものか、
一瞬躊躇した時、ふと、イギリス?次の瞬間、
「あっ!」夢手紙だ。
サインして受け取り、開けてみると、やっぱりそうでした。
夢手紙コンテストが、始まったころブログにも書いた、
あの『チーナカ豆』の写真を壁に貼って毎日眺めてくれている、
ピーター・ウエルシュさんでした。
消印は、2008年12月27日となっています。
という事は、夢手紙は7通ということに、なったわけですよ。
キリスト教の神様が世界を創ったのも7日間。
まぁ、1日は休んだんですけどね。
ウィンドゥズの次のOSが「7」・・・関係ないか。
でも、なんか、いいですよね。7って数字。
そうかぁ、出してくれたんだなぁ。
コンテストは成立しなかったので、
申し訳ないような気にもなりながら、
なんか、うれしくなりました。
コンテストを成立させられなかったという思いが、
僕の体の中に沈みこんでいるようです。
それは、どうにも、僕には及ばなかったことで、
いまは、言葉として取り出すことは難しいことでもあります。
途中、闇の中の迷子のように心細く、じっと立ち尽くしたようで、
なにかが、視えてくるまで、踏んばってみせるしかない。
もっと明るく元気に、はじめたはずたったのに、
本当は、もっと坦々と在るべきはずのものなのに、
気づくと、そんな場所に自身を追い込んでいたようです。
いつか、時間が経てば、もう少し、
解る時がくるかもしれない。
一通、一通、配達されてくる手紙は、
そんな迷いを、拭っていってくれました。
どの手紙も、言葉や表現は違っていても、
なにかを解していくような、あたたかい力を持っていたんです。
そして、今日、7通目の手紙がはっきりと、
思い出させてくれました。
何を、考えていたのか、
何故、はじめたのか。
手紙を読み終えて、松江のウエルシュさんの
お友達に、メールを書きました。
ブログに掲載する許可をもらうために。
返事は、10分で返ってきたそうです。
(早いんですよ、相変わらず)
書き写すのは、大変だろうからと、
データも、送ってきてくれました。
ウエルシュさんの手紙、実は、
僕がこの場所で、やれたら、いいなぁ、
と、思っていたことでした。
そして、この場所は、それが可能な場所
じゃないかとも、考えていたんです。
でも、いろんな出来事や、出会いから、
僕たちは、宅野でその夢を追いかけることにしたのですが。。
和山泰守様
「私が心から実現したい夢」のエッセイと、応募金一万円の証書をお送りいたします。同時に、和山さんと奥さんへの、ささやかな贈り物を同封いたしますので、どうぞお受け取りください。和山さんへは石見の清水巌一門の手法で作成した根付けで、刻まれているのは、和山さんもよくご存知の和歌、八雲立つです。素材はイノシシの牙です。奥さんへは、芽吹き始めた小さなタネです。贈り物は、夢手紙コンテストとは何の関係もありませんが、和山さんの別のプロジェクト、タクノプロジェクトのサポートになればと思って送ります。
松江の私の友人よりお聞きと思いますが、私は根付けを作っているアーチストで、かつてあった石見根付けの一門の作品に大変関心があり、石見および出雲の夢をずっと見てきました。
私も友人も、和山さんのタクノプロジェクトの支援をしたいと思っていますが、何が出来るのかはわかりませんでした。私にはたいした余裕がありませんので、自作の小さな、シンプルな根付けを何品か送ります。和山さんのギャラリーで売っていただき、その売り上げをタクノプロジェクトにお使いいただければと思います。もちろん、他のどんなことに使っていただくのでも構いません。
和山さんの夢、タクノプロジェクトは、私の夢との共通点がとても多いのです。ご成功を心より祈っています。
<ウエルシュさんは周囲の人に「根付さん」と呼ばれているそうです。石見根付のことは、後日、詳しく調べて、ブログに書きたいなと思っています。僕もいちよ染色家としては30数年やっていますので、分野は違いますが、この仕事が、良いものだと言うことは解ります。・・・ありがとうございます。>
私が心から実現したい夢
ピーター ウエルシュ
面白おかしい文章や聡明な文章が書けるたちではないので、率直にお伝えいたします。私はいつも、正直に誠実に書くように心がけています。
しばしば、夢というものは意識に上らなくなることが多いですよね。夢=「私たちに生きる力と目的を与えてくれるもの」を、人はいつも持っているはずなのに。たぶん、夢というものが、徐々に時間をかけてでき上がるものだからなのでしょう。中には、生まれた時から決まった夢を持っている人もいるでしょう。それがどういう夢なのか、はっきりと理解できるようになる前からです。私はそういうタイプの夢を見ていました。私は自分の夢に出てくる場所と人のことを、よく知っていました。その場所に行ったことも、その人たちに会ったこともないのに、です。でも、時がたつにつれ日常の生活に追われ、私は自分の夢のことはあまり考えなくなっていました。こういうことは、どんな人にでもよくあることだと思います。
チーナカ豆について知った時、私はこれは偶然ではないと思いました。松江の友人が、家が売りに出される前にお宅のことを教えてくれたのですが、送ってもらったチーナカ豆の写真を見、説明を読んで、思い出したのです。かつて、こういう家に住みたいという夢を持っていたこと。
私の夢は、島根で生活し、学び、作品を作ることです。でも、自分だけが暮らす家を島根に持ちたいのではありません。私は日本の伝統工芸の作家です。そして、私たちのような作家は、納得のいく作品を作ることに全力を尽くしますが、状況はたいていとても困難なものです。生活の負担は大きく、工房の家賃は高く、作品を扱ってくれるギャラリーに、収入のほとんどを渡さなくてはなりません。私の夢は、もし私が島根に家を得ることができたなら、日本の伝統工芸を継承している作家のために、家の維持費を払うだけで、思う存分創作活動に励むことができるような場所を作りたいということです。作家たちが作品作りに集中でき、高い家賃に悩む必要の無い、小さな工房のスペースを提供したいのです。
レストランはそのまま、作家たちが食事をする場になるでしょう。庭でハーブを育てることを楽しんだりもできます。こんな作家のための小さなコミュニティを作れば、作家たちがお互いに助け合い、穏やかな気持ちになれ、孤独に苦しむことなく、作品作りに集中するのに最適な環境となります。短期滞在の人も、長期に暮らしたい人もどちらも歓迎です。永遠にここに住みたいと願う人もいるでしょうし、自分の作品について考え直すために、ちょっとだけ滞在したいという人もいるでしょう。自分の作品が世に認められるまでの滞在にしたいと限るのでも構いません。そして、作家たちは一緒になって、日本の内外に自分たちの作品を紹介していく方法を考えるのです。私は決して、他人の作品でお金儲けをしたいと思っているのではありません。ただ、作家たちに励ましと安らぎを与える場を提供し、持っている力のすべてを発揮できるようにしたいのです。もし私たち作家が生活費の心配をあまりしなくてすむようになれば、自分たちの作品を、お金持ちだけでなく、もっと多くの人の手が届くものにすることができます。
必要な時に自由とサポートが得られる作家、芸術家のサンクチュアリ。チーナカ豆なら、それが実現できると思います。
夢手紙コンテストは、私がとうの昔にあきらめたと思っていた希望を呼び起こしてくれました。このコンテストを知って、つらく厳しかった冬が終わり春になって、樹木の幹や枝の中に再び樹液が満ちるように、私の中に新しい意欲がわいてきたのです。私が最優秀に選ばれなくてもかまいません。私は和山さんに感謝しています。和山さんのタクノプロジェクトのご成功もお祈りしています。夢手紙コンテストと同様、多くの人の夢を実現する機会と可能性を持ったものだと思っています。
ここで、もう一つ、書いておかなければならなことがあります。
『チーナカ豆』で販売している、カード。買われた方も可なりいらっしぃますが、作者は、家の人の大学時代の友人です。かずみちゃんと言うんですが。彼女からクリスマス用のカードが送られてきて、その売り上げを、コンテストに寄付したいと申し出がありました。
ただ、結局、販売する機会を逸してしまい、そのまま残っています。
それで、家の人とも相談したんですが、そのカードで、
「いつか『チーナカ豆』で会いましょう、カフェ&スイーツ券」を作り、
応募していただいた方へ送ることにしました。
かずみちゃん、折角、一枚一枚書いてくれたカード、
こんな使い方になって仕舞いましたが、
よろしくお願いします。
長くなって仕舞いました。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。


やっぱり、ここは夢の入口。
ここにいろんな想いを持った方たちが集まってこられたのですね。
その思いを語るのに時間がかかるのかもしれません。こんなプロジェクトがあることを全国に浸透させるのにも時間が必要なのかもしれませんね。
ぼくも、もう結構、いい年のはずなんですが、
まだまだ、いっぱい、たりません。
考えの足りん、バカ造です。
それでも、生きている以上、
前向きに、いきたいと思います。
私も、作家さんが、製作に集中してとりくむことができるような環境を作りたいと切に思っています。
「作家たちに励ましと安らぎを与える場を提供し、持っている力のすべてを発揮できるようにしたい」
多くの人に良いものを届けたい…その思いもいっしょ。
私は島根で暮らしたいと思っている人と楽しく暮らしたい。
私がお金持ちだったら、作れているかな…。
いや。お金無しだから、気持ちが分かるのかな。
お金はないけど、夢はある^^
少しずつ少しずつ明るいほうへ進んで行こうと思います!
おはようございます。
そうですよね。
作り手にとって、そんな環境があれば天国ですね。
お金が在ると、そういうイメージを持ちにくくなるのかもしれませんね。
だって、この国には豊かですから、お金持ちものかたも沢山おられます。
で、この現状ですから。
こういうことを考えられるというのは、お金無しの特権かもしれません。
少しずつ、少しずつ、それでも気がつくと、結構遠くまで行けるもんです。
楽しみましょう。