もう、二十数年前になるのか、
東京で染色家としてやっていたころ、
広い場所が欲しくて、最初に土地を探したのが長野だった。
山が大きいんですよ。・・ね。
今回、イエルカさんとの縁で、
凡そ20年振りに足を踏み入れましたけど。
東京から日帰りできる距離。ということもあったのだけど。
「ああ、あの頃、この懐の深さに惹かれたんだな。」
と、記憶が蘇ってきました。
ま、いろいろ紆余曲折在ったのち
島根の海沿いの町に暮らすことになりました。
僕らが出あった、海と山。
なんか面白く繋がっていきそうで、
楽しくなりそうな予感です。
67歳のイエルカさん、数年前に倒れられて以来、
朝晩二回の散歩を欠かさないそうです。
泊めてもらった翌朝、誘って頂きました。
「山が大きくていいですよね。」
「そうなんだ、この大きさが、僕には必要なんだよ。」
嬉しそうに、頷いていました。
林の中で、カサカサ音がするので、
見ると、お猿さん。
この谷に、50頭位の群れが居るそうで、
夏が異常に暑かった所為か、イエルカさんの作っている畑の作物は
その群れのお陰で壊滅状態という。「今年はもうだめね。」・・・・と。
朝晩二回の散歩を欠かさないそうです。
泊めてもらった翌朝、誘って頂きました。
「山が大きくていいですよね。」
「そうなんだ、この大きさが、僕には必要なんだよ。」
嬉しそうに、頷いていました。
林の中で、カサカサ音がするので、
見ると、お猿さん。
この谷に、50頭位の群れが居るそうで、
夏が異常に暑かった所為か、イエルカさんの作っている畑の作物は
その群れのお陰で壊滅状態という。「今年はもうだめね。」・・・・と。
高速を降り、町を抜け、橋を渡って暫く行くとダムが現れる。
電話で教わったとおりにダムの手前を左折して、
ダム湖のグネグネを延々と上流へ向かって走る。
トンネルが現れ潜り抜け、更に更に。
本当かな、この道。。
もう、こんなに来てしまったのに、実は一筋違っていたなんて。
そんなことになったら、「いやだな。」
と思いかけた頃、現れる。
ア、アレダ。タブン。イヤ、キット。
ビンゴ!
外観。
築140年。30年空き家だったそうですが、
元庄屋さんだった、大きなお屋敷です。
どこを撮っても絵になえいそうな。実際、一杯、写真撮ったんですけど、
写真だらけになりそうですから、中に入ります。
<アッ>。ボタンを間違えてアップしてしまった。
どうしよう?・・・
しかも、今日、、燃えないゴミの日。今月、収集所の鍵当番だったのに。
すっかり忘れていたことが、いまさっき判明。。
チョー、マズイ!じゃん。・・・・参ったなぁ。。
あわわわ〜〜〜〜〜〜〜。
・・・・グッタリ。
起きてしまったことは、仕方がない。・・・・もう、過去だ。
とにかく明日朝一で謝りに行こう。・・誰に?・・誰にでも。
こんな風に、迂闊で欠点の多い豆ですが、
腹をくくり直しつつ、進みます。
内部。
キッチンダイニング。
ここに見えている薪ストーブは「OUME」。
今回、僕らが作ってもらったものと同じです。
「そうか。コレと同じものが家に来るのか。いいなぁ。」
そして、居間。
ガリガリ、何でもやりたがるユージン。
イエルカさんが上手に相手してくれます。
居間といわず、ダイニングといわず、至る所に敷かれている絨毯は
悦子さんが織られたものです。
後ほど、僕が知りえた限りを紹介したいと思っています。
この日、僕らの到着は、昼を少し過ぎてしまっていたが、
イエルカさんがピザを振舞おうと準備していてくれました。
それと、悦子さんのアップルパイ(確か)。
勿論、薪ストーブで。
そして勿論、美味しかったですが、画像が無いです。
何でこういうとき、写真撮れないのかな。・・俺って。
食べてしまった後に気付くんです。「あっ」・・て。
そして夕食は「しし鍋」。
これは、途中で気付き、辛うじて撮れました。
他にもいろいろあったんですけどね。
お二人ともチーズが大好きということでチーズも(記憶では)。
そして、イエルカさん取って置きのワインも。ね。
そして、とりとめもなく、楽しい会話。
ほんとうに、いろんなことに感謝したい夜でした。
そして、朝食。
まだまだ、先がありますが、
長くなりましたから、続きは、次回の更新に任せます。
ここまで、読んでくれてありがとうございます。